DISCOGRAPHY

【Story】
「解散したほうがいいかもしれないな」
練習後、楽器隊がそろって顔を出した呑みの席。 いつもと変わらない表情で切り出したトウヤの唐突なセリフに、三人はビックリ。
売れ行き好調、ご褒美として初めてタイアップなしのシングルリリースを獲得したばかりのHOUND ROAR。耐えない口喧嘩と、頑なに最低限の活動をするヒビキの態度は相変わらずだが、危機的なトラブルは減ってきた。
そんな中、結成に一番意欲的だったはずのトウヤが、どうして?
なにも語ろうとしないトウヤを心配する春日に、ソウゴは「なんとかしてみせます」と明るく請け負うがーー。